コラム

2015.12.21

コンプレッサーあれこれ

コラム

シンプルな構造で代表的な圧縮機のひとつ「レシプロ圧縮機」

 

機械によってエネルギーを与え、気体を高圧にして送出するコンプレッサー(圧縮機)は、用途・目的に合わせて様々な種類が存在します。“コンプレッサーの匠”羽田コンプレッサーがお届けするコラム「コンプレッサーあれこれ」、今回はもっとも代表的なコンプレッサーのひとつ「レシプロ(往復)圧縮機」をご紹介します。

 

レシプロ圧縮機とは

コンプレッサーには様々な種類がありますが、中でも非常に長い歴史と数々の実績を持ち、かつ今でも活躍を続けているコンプレッサーの代表として挙げられるのが「レシプロ圧縮機」です。レシプロ圧縮機はピストンの往復運動によるシリンダーの容積変化で空気を圧縮します。仕組みは非常にシンプルですが、多くのすぐれた特長を持つコンプレッサーです。

 

レシプロ圧縮機の特長

レシプロ圧縮機には3つの大きな特長があります。

 

1.高効率

圧縮効率がよく高圧縮が可能。多段圧縮の際に低圧ピストンと高圧ピストンの間に中間冷却器を設けることで、圧縮によって高温になった気体の温度を下げることができます。

 

2.省エネ

空気消費量が減少して部分負荷で稼働する場合は、軸動力も比例して減少します。そのため動力消費率が低く、省エネ可動が可能です。

 

3.高い汎用性

取り扱いが容易で、大型から小型まで広範囲に対応可能な汎用性があります。また、構造がシンプルなため安価で経済的なのも特長です。

 

レシプロ圧縮機の構造

原動機による回転運動をクランクシャフトとコネクティングロッドを介してシリンダー内のピストンロッドの往復運動に転換します。シリンダーには吸込弁と吐出弁があり、吸込弁はピストンロッドを押し込んだときには閉まり、引いたときには開きます。つまり、ピストン運動によって吸入と圧縮が繰り返され、圧縮空気を得る仕組みです。

 

様々な主な用途に用いられるレシプロ圧縮機

数あるコンプレッサーの中でももっともメジャーな部類に入るレシプロ圧縮機。その用途としては、低温用冷凍機や自動車用高圧空気圧縮機(エアーブレーキ、エアーサスペンションなど)、家庭用噴霧器などが挙げられます。 “コンプレッサー修理の匠”森脇産機では、レシプロ圧縮機の修理・メンテナンスのご相談も承っています。コンプレッサーのことでお困りなら、お気軽に当社までご相談ください。