コラム

2016.4.21

コンプレッサーの故障と対策

コラム

コンプレッサーを安全に使うために

コンプレッサーは設置する環境によって故障につながるケースや、メンテナンスが難しくなる場合があります。そのため、使用環境については設置前に必ず確認しなくてはなりません。“コンプレッサー修理の匠”羽田コンプレッサーがお届けしている本コラム、今回は、コンプレッサー設置時の注意点などについてお伝えします。

 

避けるべき使用環境

以下は圧縮機の設置環境として適しません。故障だけでなく、爆発などの危険性もありますので避けるようにしましょう。

 

✓温度が40℃を超える場所

✓湿度が90%を超える場所

✓金属粉やセメント粉、パウダー、砂塵、綿ぼこりなどが舞っている場所

✓引火性や発火性、爆発性のあるガスや粉塵がある場所

 

Pick Up! 使用時の注意事項

・コンプレッサーの周辺に引火性のある溶剤といった危険物を置くのは厳禁です。コンプレッサーの圧縮により、爆発する危険があります

・コンプレッサーの設置場所周辺で火気の取り扱いがある作業は絶対にしないでください。コンプレッサー内部に火花などが入ると、焼損につながる危険があります

※屋外設置をご希望の方は森脇産機までご相談ください

 

コンプレッサー設置時のポイント

次では、コンプレッサーを設置する際に注意すべきポイントについて、箇所ごとにご紹介します。なお、大前提としてコンプレッサーは水平度1mm/1m以内の床面に設置しましょう。また、コモンベースと床面にすき間があったり、壁面や天井から音の反射があったりすると騒音が大きくなるので注意しましょう。

 

【換気扇】

設置するスペースが狭い場合には換気扇を設置します。また、コンプレッサーの周辺の温度が40℃を超えないように注意しましょう。

 

【配管スペース】

吐出空気配管の設置とメンテナンス実施のために、0.5m以上のスペースを確保しましょう。なお、配管を立ち上げる際には、コンプレッサー本体から0.5m以上離したうえで立ち上げてください。

 

【メンテナンススペース(正面)】

メンテナンススペースとして、0.6m以上の空間を確保しましょう。

 

【メンテナンススペース(背面)】

オーバーホールなどの作業性を高めるために、0.5m以上のスペースを設けることをオススメします。

 

【基礎】

5μmを超える基礎振動がある場合は、防振マットを敷いておきましょう。基礎振動が停止中にコンプレッサーに伝わると、ベアリングの破損につながる可能性があります。

 

【吸気・メンテナンススペース(側面)】

メンテナンスのためのスペースを0.5m以上設けます。また、電源配線を立ち上げる場合には、必ず0.5m以上離してから行いましょう。

 

Pick Up! コンプレッサー設置時の注意事項

・コンプレッサーは室内でのみ使用してください。室外で使用すると、水分や粉塵によって故障につながる可能性があります

・コンプレッサーを設置する室内には、必ず吸気口と排気口を用意し、換気を行える環境を整えましょう。コンプレッサーからの排熱によって室内の温度が上昇すると、故障の原因になるおそれがあります

 

正しい使用環境を整え、安全な圧縮機運用を

圧縮機は便利な設備であると同時に、使い方を誤ると非常に危険なものでもあります。また、寿命とは別の理由で故障が起こり、修理を行うのは余分なコストに他なりません。今回ご紹介したポイントを踏まえ、正しいコンプレッサーの設置を心がけましょう。“コンプレッサー修理の匠”森脇産機では、各種圧縮機の修理・メンテナンスのご相談も承っています。コンプレッサーのことでお困りなら、お気軽に当社までご相談ください。