コラム

2016.4.22

コンプレッサーの故障と対策

コラム

吸込フィルターエレメントの目づまり対処法

コンプレッサーの吸込フィルターには、使用するたびに目づまりが起こり、やがて警報表示が出ます。この際は、できるだけ早急に吸込フィルターエレメントを清掃・交換する必要があります。“コンプレッサー修理の匠”羽田コンプレッサーがお届けしている本コラム、今回は、吸込フィルターエレメントの清掃・交換についてお伝えします。

 

吸込フィルターエレメントの清掃・交換手順

目づまりを起こした圧縮機はそのまま運転を続けると効率が低下し、最悪の場合、吸込フィルターエレメントの破損にもつながります。以下では、吸込フィルターエレメントの清掃・交換の手順をご紹介します。

 

【Step1】

コンプレッサーの運転をスイッチで停止し、その後本体の主電源を落とします。

 

【Step2】

コンプレッサー内の圧力が大気圧まで低下するまで待ちます。

 

【Step3】

正面扉を開き、その後、吸込フィルターカバーのスナップオン金具を外して内部にある吸込フィルターエレメントを引き出します。

 

【Step4】

吸込フィルターエレメントについた大きめのゴミを軽い力で落とします。その後、エアーを使って外側に付着したゴミを吹き出します。

 

【Step5】

吸込フィルターハウジングおよび、吸込フィルターカバー内についたゴミや汚れを拭き取ります。

 

【Step6】

吸込フィルターエレメントを元の位置へ押し込み直します。なお、吸込フィルターエレメントにランプ等を入れ、破損等がないかを事前に確認してください。

 

【Step7】

吸込フィルターカバーの方向を確認し、スナップオン金具がすべてしっかりかかっていることを確認したうえカバーを取り付けて完了です。

 

 

清掃・交換時の注意事項

吸込フィルターエレメントの清掃・交換時には必ずコンプレッサーが停止しているのを確認しましょう。また、目づまりが明らかに短期間で起こっている場合は、設置環境の見直しを行いましょう。トラックや乗用車の排気ガスや、焼却炉・ボイラーなどの塵などを吸い込むと、目づまりが起こりやすくなります。この場合は、常に清浄な空気が吸い込めるように、ダクトの設置や移設について検討しましょう。

 

寿命を延ばし、効率低下を防ぐためのメンテナンス

適切な清掃は吸込フィルターエレメントの寿命を延ばすだけでなく、圧縮機の効率低下も防止してくれます。警報表示が出たらすぐに使用をやめ、メンテナンスを実施するよう心がけましょう。“コンプレッサー修理の匠”森脇産機では、各種圧縮機の修理・メンテナンスのご相談も承っています。コンプレッサーのことでお困りなら、お気軽に当社までご相談ください。