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コンプレッサーオイルとは?オイル交換の手順と注意点

「コンプレッサーオイルとは?」
「コンプレッサーオイルの交換頻度、交換手順」

お客様からコンプレッサーオイルについて多くの質問がありました。
今回の記事でコンプレッサーオイルについて解説します。

コンプレッサーのオイルとは?


まずはコンプレッサーオイルについて解説します。
コンプレッサーオイルとは、空気圧縮機(コンプレッサー)や冷蔵庫、エアコンなどの機械に使用される油のことです。
コンプレッサーオイルはコンプレッサーの潤滑や密封、冷却、摩擦防止などの目的で使用されることが多いです。
そのため、コンプレッサーオイルはコンプレッサーを正常に動かすために欠かせないとても重要な役割を果たしています。

コンプレッサーのオイルの種類は?

コンプレッサーオイルには種類がいくつあり、コンプレッサーの種類や使用用途によってコンプレッサーオイルの種類が異なってきます。
以下に主なコンプレッサーオイルの種類をご紹介します。

・鉱物油
・合成油
・半合成油
・ポリオールエステル(POE)

鉱物油

鉱物油は、石油を原料とした油で、比較的安価であり、広く使用されています。

合成油

合成油は、化学的に合成された油で、高い耐久性や高温に強い特性があります。

半合成油

半合成油は、鉱物油と合成油を混合したもので、鉱物油のコストダウンと合成油の性能向上を両立しています。

ポリオールエステル(POE)

ポリオールエステル(POE)は、冷凍機や空気圧縮機(コンプレッサー)で使用される、低温下でも潤滑性を維持することができる合成油です。

コンプレッサーオイルの交換の重要性

コンプレッサーを使用している場合、定期的なコンプレッサーオイルの交換が重要になります。
オイルの交換は、コンプレッサーの正常な動作を維持するためにとても重要な工程になります。
主なオイル交換の重要情を以下にまとめました。

・潤滑性の維持
・熱の伝導性の維持
・消耗品の交換

潤滑性の維持

コンプレッサーオイルは、機械の内部部品同士の摩擦を低減し、スムーズな動作を維持するために必要です。オイルの交換をしないままにしているとオイルが劣化や汚染することになり、潤滑性が低下、内部部品の摩擦が増加、コンプレッサー本体の寿命が短くなる可能性が上がります。

熱の伝導性の維持

コンプレッサーオイルは、機械内部の熱を適切に伝導し、機械内部の温度を調整するためにも必要です。オイルの交換をしないままにしているとオイルが劣化や汚染することになり、熱の伝導性が低下、機械内部の温度が上昇でコンプレッサーの故障の原因となる可能性が上がります。

消耗品の交換

コンプレッサーオイルは、消耗品の一つであり、長期間使用すると劣化や汚染が進みます。コンプレッサーオイルの定期的な交換・メンテナンスによって、オイルの劣化や汚染を防止し、コンプレッサーの正常な動作を維持することができます。

コンプレッサーオイルの交換頻度は?

コンプレッサーオイルの交換頻度について、1年に何回くらいが良いのでしょうか。
コンプレッサーオイルの交換頻度は、コンプレッサーの機種や使用環境によって大きく異なります。
一般的なオイル交換の頻度は1年に1から2回程度と推奨しています。

ただし、以下のような状態の場合はコンプレッサーオイルの交換を早急に行う必要があります。

・コンプレッサーの使用環境が悪い場合
・コンプレッサーを長期間で使用している場合
・コンプレッサーを不定期に使用している場合

コンプレッサーの使用環境が悪い場合

高温、高圧力、高湿度などの過酷な環境でコンプレッサーを使用しているとオイルの劣化を早めるため、より頻繁なオイル交換が必要です。

コンプレッサーを長期間で使用している場合

長期間使用されたオイルは、劣化や汚染のために潤滑性が低下し、早い頻度でオイル交換が必要です。

コンプレッサーを不定期に使用している場合

コンプレッサーオイルが長期間使用されないまま放置状態であったり、不定期な使用であった場合には、オイルの劣化や汚染が進み、オイル交換の頻度が増えることがあります。
上記の内容に当てはまらない状態でもコンプレッサー本体とコンプレッサーオイルの定期的な点検とメンテナンスはおこなうことで、突然な故障などの対策ができます。

コンプレッサーオイルの交換方法

コンプレッサーオイルの交換方法についてご紹介します。
コンプレッサーオイルの交換方法は、コンプレッサーの機種やメーカーなどによって少し異なります。
今回は一般的なコンプレッサーオイルの交換方法をまとめました。
以下の手順と各種取扱説明書を見て、安全に行うと良いです。

1.コンプレッサー本体を停止させ、電源を切ります。
2.交換するオイルの量を把握し、必要に応じてオイルの補充を用意します。
3.ドレンボルトを取り外し、使用済みのオイルを全て排出します。
4.新しいコンプレッサーオイルをドレンボルトの穴からいれます。入れるオイルの量は、各種取扱説明書を参考に適切な量を入れてください。
5.オイルを全て入れ終わったら、ドレンボルトを取り付けます。
6.オイルの量などを最終確認し、必要に応じて再度オイルを入れます。
7.コンプレッサーの電源を入れなおし、動作確認を行います。

コンプレッサーオイル交換の注意点

コンプレッサーオイル交換をおこなう際の注意点をまとめました。
コンプレッサーオイルの交換を行う際は、必ずコンプレッサー本体の電源を切り、機械の冷却をしっかり行ってから作業をおこないましょう。
また、オイル交換の際にオイルが飛び散る場合があるので、防護メガネや作業用手袋を用意しておくと良いです。
はじめにコンプレッサーオイルの種類を紹介しましたが、コンプレッサーオイルの交換で一番多くの方が間違ってしまうのが、オイルの種類を間違ってしまうという点です。
各コンプレッサーメーカー、マシンごとに純正のオイルが供給されています。必ず、純正オイルを使用するようにしましょう。そして、適正量と色味を日常点検で確認してください。
例えば、日立では、ベビコンオイル、HI-SCREWオイル、ロータリーコンプレッサーオイル(フードグレード)などが供給されています。
間違ったオイルを使用してしまうとコンプレッサーの故障や不具合に繋がります。
オイルの交換をする前に各種取扱説明書をよく目を通し、適切なオイルを使用するように注意しましょう。

まとめ

今回の記事ではコンプレッサーオイルについて詳しく紹介しました。
内容はコンプレッサーオイルの種類やオイル交換の重要性、交換方法についてまとめました。
コンプレッサーを長く安全に使用するために正しいオイル交換や定期的な点検・メンテナンスを行うことが重要です。

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