コラム

2021.8.11

コンプレッサー(圧縮機)定期点検の必要性と周期について

コラム

突然設備が止まってしまうと非常に困りますよね。こうした事態を未然に防ぐ為に、最も効果が高いことは「日常点検の実施」と「プロによる定期的な点検整備」を実施していただくことです。これは設備の経年劣化を定期的に認識し、清掃し、部品交換を実施します。具体的には、日常点検として、エアー吹き、ドレン、オイルレベルの確認を実施します。

コンプレッサー(圧縮機)定期点検とは

車の車検制度のように法制度では、定められておりませんが、長く使用する上で安全に稼働してもらう為には、プロによる定期的な点検設備が必要です。設備基準に基づき、点検設備することによって、コンプレッサー本来の機能に回復させる必要があります。ですので、定期点検やオーバーホールを実施していただきたいです。定期点検では、フィルター類機械配管内の異物を取り除き、部品を洗浄し、エレメントやパッキン、Oリングなどの部品交換やオイル交換を実施して、コンプレッサーの本来の機能に戻します。

コンプレッサー(圧縮機)定期点検のメリットは?

コンプレッサー(圧縮機)定期点検のメリットは?

1.維持費の削減ができること

定期点検する一番のメリットは予防保全することができることです。予防保全であれば、計画的な予算設定や定期点検スケジュールを生産計画の谷間に合せたり、閑散期などに予め計画的に組み込むことができます。そして、身体の健康診断のように、定期点検によって、不具合箇所の発見の機会を増やします。これは突然のコンプレッサーの故障・停止を防止することによって、無駄なコスト削減につながります。また、チョコ停や異音の発生による工場内の作業効率の阻害要因を減らし、表面に現れにくい機会損失を抑えることにつながります。

2.事故防止できること

過去の経験から申し上げますと、定期的に点検整備をおこなっていない場合には、大きな不具合が発生し、長い期間コンプレッサーを稼働できない事態が起き、機会損失を招くことがあります。
プロによる定期点検では、こうした不具合発生の予兆を発見し、設備の劣化具合を正しく評価し、今後発生しうるリスクを認識し、対策として、清掃・部品交換・オイル交換を提案・実施してまいります。大きな不具合の発生になる前に予防できるのです。安心・安全にコンプレッサーを稼働させるには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

コンプレッサー(圧縮機)定期点検の周期

コンプレッサー(圧縮機)定期点検の周期

故障を未然に防止するためには、取扱説明書の記載事項に基づき、日常の点検・運転日誌の記録、及び定期整備を確実に実施してください。
設置環境や稼働状況によって個別に異なりますが、一般には、稼働時間が6,000時間ごとに、または1年経過毎に定期点検を必要とされています。また、年間3,000時間以内の稼働時間であっても、交換すべき部品は少なくなりますが、同様に1年毎の点検が必要です。特に、フィルター類は目詰まりなどで、その機能が果たされなくなると次々に他の部品に負荷をかけ、思わぬ不具合につながりかねません。
定期点検をしていても、6年~8年でオーバーホール、12年~16年で更新することが一般的です。

羽田コンプレッサー 実績紹介!

今回は、弊社で実施したコンプレッサー(圧縮機)定期点検のご紹介をいたします。
2021年6月、埼玉県にある物流倉庫に設置してあるコンプレッサーを整備いたしました。複数台あるコンプレッサーのオーバーホールと年次点検整備を実施いたしました。

点検設備中の様子

写真のコンプレッサーはOSP-15M5ARNです。

点検設備中の様子 01

点検設備中の様子 02

点検設備中の様子 03

点検設備中の様子 04

点検設備中の様子 05

まとめ

今回のコラムでは、コンプレッサー(圧縮機)定期点検の必要性と周期についてご紹介いたしました。

定期的に点検整備をしないことによって、故障・不具合など機会損失にもつながってしまいます。

弊社では、定期的な保守・点検・清掃を推奨していますので、ぜひ今回の記事を参考に定期的なメンテナンスの依頼をしてみてはいかがでしょうか。