
50馬力コンプレッサーの選び方|1台か複数台か・予備機・更新前の空気量の見直しまで解説
「今の50馬力のコンプレッサーが古くなってきた。同じ50馬力をまた入れればよいのか」「50馬力を1台にするか、小さい機械を2台にするか迷っている」。
工場の空気源を任されている設備担当の方には、こうした悩みがつきものです。50馬力クラスは工場全体の空気を支える機械です。
止まれば生産が止まるので、選び方を間違えると影響が大きくなります。
先に結論をお伝えします。50馬力(約37kW)は、工場の空気をまとめて送る大型クラスの入口にあたる馬力帯です。
レシプロ式では届かず、スクリュー式が中心になります。そして更新のときは今と同じ馬力を入れる前に、使用空気量を測ってから決めるのがいちばんの近道です。
測ってみると、2台に分けたほうがよい工場も見つかります。50馬力までは要らないとわかる工場もあります。
この記事では、50馬力がどれくらいの規模なのかを他の馬力帯と比べて整理します。そのうえで1台にするか分けるかの考え方と、止まったときの予備機について説明します。
後半では使用空気量の測り方や、古い機械と中古機の更新判断も現場目線でまとめました。

50馬力のコンプレッサーとはどれくらいの規模か
50馬力のコンプレッサーは、空気を圧縮するモーターの出力が50馬力の機械です。1馬力をおよそ0.75kWとして換算すると、50馬力は約37kWにあたります。
カタログでは「37kW」と書かれていることも多く、どちらも同じクラスの機械を指しています。
この規模になると、1台で特定の工具を動かす使い方はしません。組立ラインのエアシリンダーや空圧の搬送装置、各所のエア工具などへ配管を通してまとめて空気を送ります。
工場の空気の土台になる機械なので、「基幹エア源」と呼ばれることもあります。
家庭用や小さな作業場で使う1〜2馬力の機械とは、置き場所も電源も保守の考え方もまったく違います。
電源は工場の三相200V(動力)が前提です。本体も大きく重いので、床の強度や搬入経路まで考えて置く必要があります。
熱の逃がし方も大事な条件です。
50馬力クラスが使われるのは、自動車部品や金属加工、樹脂成形、食品や医薬品など空気を多く使う工場です。
食品や医薬品、精密な塗装のように空気に油が混じっては困る現場では、無給油式(オイルフリー)を選びます。
油分が少し混じっても問題のない一般的な用途なら、給油式が基本です。
50馬力をkWの面から詳しく知りたい方は、37kWコンプレッサー(約50馬力)の選び方をご覧ください。
受電設備や基礎、冷却や換気といった設置の条件をくわしくまとめています。この記事では馬力の面から、台数の組み方や更新の判断を中心にお話しします。
他の馬力帯と比べた50馬力の位置づけ
工場で使うコンプレッサーの馬力帯は、大まかに次のように分かれます。どの馬力帯も境目がはっきり決まっているわけではありません。
あくまで規模感をつかむための目安としてご覧ください。
- 1〜2馬力:小規模で、使ったり止めたりする作業向け
- 3〜5馬力:小さな工場や整備工場の定番
- 7.5〜10馬力:本格的な工場や連続運転の入口
- 15〜30馬力:中規模から大規模の工場の主力
- 50馬力以上:工場全体をまかなう大規模な生産設備向け
この並びで見ると、50馬力は中規模の主力を一段超えた大型クラスの入口です。15馬力や25馬力の機械を何台か置いていた工場が、生産を増やしたときに50馬力へ集約する例もあります。
逆に50馬力を入れていた工場が、使用量が減ったのを受けて小さい機械へ切り替える例もあります。
25馬力と50馬力の違いは、大きさが倍になるだけではありません。50馬力になると電源の容量や出てくる熱の量も大きくなり、置き場所の条件が一段厳しくなります。
同じ工場の中でも、置ける場所が限られてくるのが50馬力クラスです。
馬力とkWの換算や馬力帯ごとの用途をひと通り知りたい方は、コンプレッサーの馬力とは?kW換算と馬力別の選び方もあわせてご覧ください。
換算の早見表もまとめています。
50馬力でも能力は吐出空気量で確かめる
馬力は機械の大きさをつかむには便利な目安です。ただし馬力そのものはモーターの出力で、送り出せる空気の量ではありません。
同じ50馬力でも、圧縮の方式や使う圧力によって送れる空気の量は変わります。年式による違いもあります。
実際の能力を表すのは吐出空気量です。小さな機械ではL/minで書かれますが、50馬力クラスではm³/minで書かれることが多くなります。
1m³/minは1,000L/minです。カタログを比べるときは、自社で使う圧力(MPa)のときの吐出空気量を見てください。
高い圧力で使うほど、送れる空気の量は少なくなります。
カタログの吐出空気量は、メーカーが決めた条件で測った値です。吸い込む空気の温度や設置場所の環境で、実際の量は変わります。
古い機械は内部の摩耗で、新品のころより送れる量が減っていることもあります。前の機械の銘板の数字をそのまま基準にしないことも大切です。
現場でよくあるのが「前の機械が50馬力だったから、次も50馬力」という決め方です。
前の機械を入れたときと今とでは、ラインの数や使う機器が変わっていることがほとんどです。
馬力をそろえるのではなく、今の工場が必要としている空気の量に機械を合わせる。この考え方が、更新で失敗しないための土台になります。
50馬力でレシプロ式が選ばれにくい理由
空気を圧縮する方式には、レシプロ式(往復式)、スクリュー式、スクロール式、ターボ式(遠心式)などがあります。
50馬力クラスの工場用で中心になるのはスクリュー式です。小型でおなじみのレシプロ式は、この規模ではほとんど選ばれません。
レシプロ式はピストンを往復させて空気を押し縮める方式です。構造がわかりやすく、小型から中型の機械で広く使われています。
一方で、ピストンの動きによる振動や脈動が出やすいという面があります。使ったり止めたりを繰り返す使い方に向いた方式です。
工場全体の空気を休みなく送り続ける50馬力の役割には、あまり向きません。
レシプロ式を何台も並べて50馬力ぶんをまかなう方法も考えられます。ただ台数が増えるほど、点検の手間や騒音と熱の対策が増えます。
基幹エア源としては、スクリュー式を1台置くか何台か組み合わせる形が一般的です。
スクリュー式は、らせん状の2本のローターをかみ合わせて回す方式です。ローターの間で空気を連続して圧縮します。
振動が少なく、長く回し続けても空気の量が安定します。50馬力の基幹エア源にスクリュー式が多いのは、連続運転と大きな風量を両立しやすいからです。
さらに大きな風量が必要な工場では、ターボ式が候補になります。ターボ式は羽根車を高速で回して空気を送り出す方式で、数百kW級の大規模な工場やプラントが主な活躍の場です。
50馬力はスクリュー式が得意な範囲にあたるため、ターボ式が候補になることは多くありません。
仕組みの違いはターボコンプレッサーとは?仕組み・特徴・他方式との違いでくわしく解説しています。
50馬力1台か、25馬力×2台などに分けるか
50馬力ぶんの空気が必要なとき、50馬力を1台置く方法と、25馬力を2台置くなど小さい機械に分ける方法があります。
どちらが正解ということはありません。工場の使い方によって向き不向きが分かれます。

1台にまとめるときの良さ
1台にまとめると、置き場所や配管をすっきりまとめやすくなります。電気の配線も1系統で済みます。
点検する機械が1台で済むので、日々の管理もシンプルです。使用空気量が一日を通してほぼ一定の工場もあります。
常に大きな量を使うなら、1台で効率よく回せます。
弱点は、その1台が止まると工場の空気がすべて止まることです。点検や修理で止めるときも、生産を止めるか別の空気源を用意する必要があります。
また使用量が少ない時間帯に大きな機械を回すと、空回りの運転が増えて電気のむだにつながります。
2台以上に分けるときの良さ
2台に分けると、1台が止まってももう1台で空気を送り続けられます。点検も1台ずつ順番にできるので、生産を止めずに済みます。
使用量が少ない夜間や休日は1台だけ動かすといった運転もできます。
その代わり台数が増えるぶん、点検する対象も増えます。置き場所も1台より広く必要です。
2台を上手に連携させるには、台数制御の仕組みも考えておきたいところです。25馬力の機械の選び方はコンプレッサー25馬力(約18.5kW)の選び方にまとめていますので、分ける案を考えるときの参考にしてください。
大小を組み合わせる・置き場所で分ける
分け方は同じ大きさの2台だけではありません。たとえば大きめの機械を1台と、小さめの機械を1台組み合わせる方法があります。
使用量の多い時間帯は両方を動かし、少ない時間帯は小さいほうだけを動かします。夜間や休日に一部のラインだけ動く工場では、この組み方が合うことがあります。
工場が広く、空気を使う場所が離れている場合は、建屋ごとに機械を分けて置く考え方もあります。
配管が長くなるほど圧力が落ちやすくなるためです。どの分け方が合うかは、使用量の波と工場の配置の両方を見て決めます。
インバーター機と一定速機を組み合わせる考え方
分ける場合によく使われるのが、使用量の変わらない部分を一定速機で受け、増えたり減ったりする部分をインバーター機で受ける組み方です。
インバーター機はモーターの回転数を変えて、使う量に合わせて空気をつくります。使用量の波が大きい工場ほど、組み合わせの効果が出やすくなります。
ただしメーカーの違う機械を組み合わせると、思ったとおりに台数制御が働かないことがあります。
入れたあとも圧力の設定が合っているか確かめることが大切です。インバーター機そのものの特徴はインバーターコンプレッサーとは何か?一定速機との違いで解説しています。
止まったときに備える予備機とバックアップ
50馬力クラスが1台しかない工場では、その機械の故障がそのまま生産の停止につながります。
だからこそ、止まったときにどうするかを先に決めておくことが大切です。
いちばん確実なのは予備機を置くことです。ただ50馬力と同じ大きさの予備機を遊ばせておくのは、置き場所の面でも負担になります。
そこで、次のような考え方がよく取られます。
- 能力を分けて複数台にし、1台止まっても最低限の空気は送れるようにする
- 更新で外した古い機械を、すぐ動かせる状態で予備として残す
- 生産に欠かせない工程だけに送れるよう、配管にバルブを付けて止める範囲を決めておく
- 止まったときの連絡先と手順を、担当者以外もわかる形で残しておく
どこまで備えるかは、空気が止まったときの影響で決めます。少し止まるだけで不良品が出る工程もあれば、作業を後に回せる工程もあります。
影響の大きい工程から順に止めない手立てを考えると、むだのない備えになります。
古い機械を予備に残す場合は、ときどき動かして状態を確かめてください。放っておくと、いざというときに動かないことがあります。
予備機も点検の対象に入れておくと安心です。
止まってから修理を頼むと、部品の手配などで長時間かかる場合もございます。止まる前の点検で小さな変化を拾っておくことが、いちばんのバックアップになります。
異音や温度の上がり方、ドレンの出方などが手がかりです。修理や点検のご相談はメンテナンスのページからも承っています。
更新の前に今の使用空気量を測る
更新で機械の大きさを決めるとき、もっとも頼りになるのは今の使用空気量の実測です。
カタログ上の機器の空気量を足し合わせる見積もりも大切ですが、同時にどれだけ使っているかは実際に測らないとわかりません。
測り方にはいくつかあります。代表的なものを挙げます。
- コンプレッサーの電流と吐出圧力を記録して、どれだけの割合で負荷がかかっているかを見る
- 配管の外側から測れる超音波流量計で、実際に流れている空気の量を測る
- 稼働時間計や運転記録から、負荷運転と無負荷運転の割合を読む
- 工場の機器をすべて止めた状態で圧力の下がり方を見て、漏れの量をつかむ
測るときは、稼働日と休日、忙しい時期とそうでない時期をなるべく含めてください。短い期間だけ測ると、ピークや夜間の少ない使用量を見落とします。
ピークのときの量と少ないときの量の両方がわかると、1台にするか分けるかを決めやすくなります。
測った結果の読み方
測った結果は、まず負荷のかかり方を見ます。負荷運転の割合が低く空回りや停止が多いなら、機械が今の使用量に対して大きすぎるかもしれません。
更新では一回り小さい機械や、分ける案を考えます。
反対に負荷運転がずっと続き、それでも圧力が下がる時間帯があるなら能力が足りていません。
この場合は漏れを確かめたうえで、大きめの機械や台数を足す案を考えます。使用量の波が大きいなら、インバーター機を組み込む案が向いています。
自治体や公的な支援機関の中には、コンプレッサーの電流や圧力を測って省エネの助言をする取り組みを行っているところもあります。
こうした仕組みを使うのも一つの方法です。
測ると50馬力が要らないこともある
使用空気量を測ってみると、思っていたより少ないことがあります。理由の多くは、空気の漏れと必要以上に高い圧力の設定です。
中小企業基盤整備機構のJ-Net21では、一般的な工場の圧縮空気の漏れは約20%とされています。
配管の継手やホースから少しずつ漏れた空気も、コンプレッサーは休まずつくり続けています。
漏れを直すだけで、必要な機械の大きさが変わることもあります。
圧力の設定も見直したいところです。同じ資料では、吐出圧力を0.1MPa下げると理論上の動力が約8%下がるとされています。
まず末端の機器が本当に必要としている圧力を確かめてください。
圧力が落ちる原因は配管にもあります。同じ資料では、配管の圧力損失は口径の5乗に反比例するとされています。
口径が少し細いだけで圧力が大きく落ちるため、末端の圧力を保とうとして元の設定を上げている工場もあります。
配管を見直すと、元の圧力を下げられることがあります。ただし機種によって設定できる圧力の下限があります。
設定を変える前に、メーカーの取扱説明書を確かめておくと安心です。
こうした見直しのあとで測り直すと、もう一回り小さい機械で足りるとわかることもあります。
反対に増産の予定があるなら、その分の余裕を持たせて選びます。見直してから大きさを決める順番が、むだのない更新につながります。
年式の古い50馬力機を使い続けるか更新するか
長く使ってきた50馬力機では、直しながら使い続けるか新しい機械へ更新するかを決める場面が来ます。
どちらがよいかは機械の状態と工場の事情で変わります。何年使ったら更新、という一律の線は引けません。
判断のときに見ておきたいのは、次のような点です。
- 故障や停止の回数が増えていないか
- メーカーの部品の供給が続いているか
- 温度の上がり方や異音、油の減り方に変化がないか
- 今の使用空気量に対して、能力が大きすぎたり足りなかったりしないか
- 電気の使い方を見直したい事情があるか
部品の供給が終わった機種は、故障したときに直せない場合があります。メーカーの部品の扱いを先に確かめておくと、壊れてから慌てずに済みます。
また、50馬力クラスは工場の電力の中でも大きな割合を占めます。J-Net21では、エアーコンプレッサーの消費電力は工場全体の10〜30%を占めるとされています。
運転の仕方や機械の効率を見直すと、工場全体の電気の使い方にも影響します。
点検や交換の目安は、メーカーの取扱説明書や点検基準に従ってください。使い方によって傷み方は大きく変わります。
直して使い続けると決めた場合も、更新の準備は早めに始めておくと安心です。大型機の更新は、機種選びから電源や置き場所の確認まで決めることが多くあります。
壊れてから慌てて選ぶと使用空気量を測る余裕がなく、前と同じ馬力をそのまま入れることになりがちです。
使えているうちに測っておけば、次の機械を落ち着いて選べます。
寿命の考え方や買い替えのサインはコンプレッサーの寿命はどれくらい?買い替え時期の判断基準でもまとめています。
中古の50馬力機を検討するときの注意点
更新のときに、中古の50馬力機を候補に入れる方もいます。中古機を選ぶなら、本体の状態だけでなくその後の保守まで含めて考えることが大切です。
まず確かめたいのは、型式と年式と運転時間です。運転時間はスクリュー部やモーターの傷み具合を考える手がかりになります。
あわせて、これまでの点検や修理の記録が残っているかを見てください。記録がない機械は、どこまで手が入っているかがわかりません。
次に、部品の供給と保守の体制です。古い型式は部品が手に入りにくく、修理に長時間かかる場合もございます。
買う前に、その型式の部品が手に入るかを確かめるのが安心です。
エアタンク(レシーバタンク)にも気をつけます。大きさと圧力によっては労働安全衛生法の第二種圧力容器にあたり、定期自主検査の対象になります。
中古のタンクを使う場合は、検査の記録や状態を確かめておいてください。電源の周波数(50Hz・60Hz)が設置場所に合っているかも、忘れずに見ておきたい点です。
中古機を入れる場合も、使用空気量を測ってから大きさを決める順番は同じです。手に入りやすいからといって今の使用量に合わない大きさを選ぶと、空回りの運転が増えて電気のむだにつながります。
50馬力クラスの更新を進める手順
ここまでの内容を、更新の手順として並べます。大きな機械ほど、決める順番を間違えると後から戻るのが大変です。
- 今の使用空気量と圧力を測り、ピークと少ない時間帯の量をつかむ
- 漏れと圧力の設定を見直し、必要な量を測り直す
- 1台にするか、複数台に分けるかを決める
- 止まったときの備え(予備機・止める範囲)を決める
- 電源・置き場所・搬入経路・換気の条件を確かめ、機種を選ぶ
1と2を飛ばして機種選びから始めると、前と同じ馬力をそのまま入れることになりがちです。
手間に見えても、測ることと見直すことを先に済ませてください。
電源については、低圧の電力契約は原則として契約電力50kW未満が対象です。約37kWの50馬力機を入れると、ほかの設備と合わせて高圧受電が必要になることもあります。
受電設備の確認は機種選びと並行して進めてください。設置の条件は先ほどの37kWの記事でくわしく解説しています。
費用は機種や状態、設置の条件によって大きく変わります。そのため弊社では一律の金額はご案内しておりません。
現地を確認したうえでお見積りいたします。
よくある質問
50馬力と37kWは同じ機械ですか?
同じクラスの機械を、別の単位で表したものです。1馬力をおよそ0.75kWとして換算すると、50馬力は約37kWになります。
メーカーや機種によって表記の丸め方に幅があるため、細かい数値はカタログで確かめてください。
50馬力1台と25馬力2台では、どちらがよいですか?
使用空気量がほぼ一定で常に多く使うなら、1台にまとめる方法が向いています。使用量の波が大きい工場や止まると困る工場なら、2台に分ける方法が向いています。
今の使用空気量を測ってから決めるのがおすすめです。
今の50馬力機と同じ馬力で更新すれば安心ですか?
同じ馬力が合うとは限りません。ラインや機器が変わっていたり漏れが増えていたりすると、必要な空気の量は前と違います。
使用空気量を測り、漏れと圧力の設定を見直してから大きさを決めてください。
50馬力のレシプロ式はありますか?
レシプロ式は小型から中型の機械が中心です。工場全体へ休みなく空気を送る50馬力クラスでは、スクリュー式が中心になります。
特殊な用途の専用機は機種によって対応できない場合がございますので、事前にご相談ください。
古い50馬力機を予備として残しておけますか?
残すことはできますが、動かせる状態を保つことが前提です。ときどき運転して状態を確かめ、点検の対象にも入れてください。
置き場所や配管のつなぎ方は、新しい機械を入れる計画と一緒に考えると無理がありません。
まとめ:50馬力は台数と使用量から考える
50馬力(約37kW)のコンプレッサーは、工場の空気をまとめて送る大型クラスの入口です。
レシプロ式では届かず、連続運転に強いスクリュー式が中心になります。能力は馬力ではなく、使う圧力での吐出空気量で確かめます。
更新のときは、今と同じ馬力を入れる前に使用空気量を測ってください。漏れと圧力の設定を見直すと、必要な大きさが変わることもあります。
そのうえで1台にまとめるか分けるかを決めます。止まったときの備えも同じときに考えておきます。
古い機械は部品の供給を、中古機は記録と保守の体制を確かめておくと安心です。
羽田コンプレッサーでは、50馬力クラスのコンプレッサーの販売・修理・点検・設置工事を承っています。
更新の検討段階からお気軽にご相談ください。
日常のメンテナンスで緊急なトラブルを未然に防ぐことが大切
日々の業務でコンプレッサーを長く安定して使い続けるためには、定期的な点検や日常的なメンテナンスが非常に重要です。
小さな異変や汚れの蓄積は大きな故障や生産停止につながるリスクを高めてしまいます。
コンプレッサーの性能を維持し、トラブルを未然に防ぐには、基本的な管理ルールの徹底や、異音・振動・圧力変動といった初期兆候への早めの対応が欠かせません。日常的なケアを習慣化することで、設備の寿命を延ばし、余計なコストの発生も抑えることができます。
羽田コンプレッサーでは、多くの現場で培ったノウハウをもとに、コンプレッサーの点検・保守・修理のご相談を承っています。
定期保全のプランニングから緊急対応まで、お客様の設備の安定稼働を全力でサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
