
コンプレッサーの選び方|決める順番8ステップと仕様書の見方・よくある間違いを解説
「コンプレッサーを選ぼうとカタログを開いたものの、数字が多すぎてどこから見ればよいか分からない」。
比べる項目は、馬力や吐出し空気量から最高圧力やタンク容量までたくさんあります。こうした声は、初めて導入する方からも古い機械を入れ替える設備担当の方からもよく聞きます。
項目を一つずつ見比べても、何を先に決めるかが定まらないと迷いは減りません。
先に結論をお伝えします。コンプレッサー選びは決める順番を守ることがいちばんの近道です。
まず使う機器から必要な空気量を出し、次に圧力を決めます。そのあとで方式と給油の有無を選び、電源とタンク容量を決めます。
最後に設置場所と導入後の保守を確かめます。前の段の答えが次の段の条件になるので、候補が自然に絞れます。
この記事では、8つの手順ごとに「仕様書のどこを見るか」と「よくある間違い」を整理しました。
用途や設置環境からの大きな考え方は用途と環境から考えるコンプレッサーの選び方で解説しています。
本記事は、実際に機種を絞り込むときの手順書としてお使いください。各手順では、さらに詳しい解説記事もご案内します。

コンプレッサーの選び方は決める順番で迷いが減る
コンプレッサーの仕様は、互いにつながっています。たとえば必要な空気量が決まらないと、方式もタンクの大きさも決められません。
電源が単相100Vしかない場所なら、選べる出力の上限が先に決まります。順番を無視して「静かな機種」「タンクが大きい機種」から探すと、あとで空気量や電源が合わずにやり直しになりがちです。

そこでこの記事では、選ぶ作業を次の8つの手順に分けます。
- 使う機器と同時に使う台数から必要な空気量を出す
- 必要な圧力を決める
- 圧縮方式を選ぶ(レシプロ・スクリュー・スクロール)
- 給油式かオイルフリーかを決める
- 電源を確かめる(単相100V・単相200V・三相200V)
- タンク容量を決める
- 設置場所・騒音・ドレンを確かめる
- 導入後の保守まで決めてから機種を確定する
手順1と2は、どれだけの空気が要るかを決める段です。手順3から6は、その空気をどんな機械でつくるかを決める段にあたります。
手順7と8は、置いてから困らないかを確かめる段です。手順1と2が決まるまでは、カタログの機種を見比べ始めないでください。
遠回りに見えますが、結局これがいちばん早い進め方です。
この手順は、家庭や小さな作業場の小型機から工場の大型機まで共通です。機械が大きくなるほど、電源と設置と保守の確認が重くなると考えてください。
手順1 使う機器と同時に使う台数から必要な空気量を出す
最初に決めるのは、コンプレッサーが送り出すべき空気の量です。ここで基準にするのは馬力ではなく吐出し空気量(L/min)です。
吐出し空気量は毎分どれだけの空気を送り出せるかを表す数字で、コンプレッサーの実力そのものにあたります。
仕様書で見るところ
使う側の機器は、取扱説明書や仕様表に「空気消費量」「使用空気量」が載っています。
エア工具やエアブローガン、エアシリンダーも同じです。まずはこれを全部書き出してください。
コンプレッサー側は「吐出し空気量」「空気吐出量」と書かれた欄を見ます。
次に、同時に使う台数を考えます。作業者が3人いてそれぞれがエア工具を使うなら、3台ぶんが重なる時間帯があるはずです。
同時に動く機器の消費量を足した値が、ピーク時の必要量になります。たとえば仮に消費量が200L/minの工具を2台同時に使うなら、合計は400L/minです。
そこへ配管からの漏れや、将来の増設のぶんを上乗せします。余裕は少なくとも1割以上をみてください。
漏れや増設を見込むなら、2〜3割程度の余裕があると安心です。
よくある間違い
多いのは、持っている機器の消費量を全部足して必要以上に大きな機械を選んでしまうことです。
反対に1台ぶんだけで考えて、人が増えた途端に空気が足りなくなる失敗もあります。実際に重なる台数を、現場の作業の流れから数えることが大切です。
もう一つ気をつけたいのが、使い方の連続性です。インパクトレンチや釘打ち機のように、使っては止める工具は空気の使い方が断続的です。
一方でエアブローやサンダー、塗装ガンやサンドブラストは空気を流し続けます。使う回数が少なく見えても、必要量は大きくなります。
工具ごとの必要空気量や同時使用の考え方は、エア工具に合うコンプレッサーの選び方で詳しく解説しています。
手順2 必要な圧力を決める
空気量の次は圧力です。圧力はMPa(メガパスカル)で表し、使う機器が何MPaの空気で正しく動くかを基準にします。
一般的なエア工具は0.6〜0.7MPa前後で使う設計のものが多く、取扱説明書に使用圧力の範囲が書かれています。
仕様書で見るところ
コンプレッサーの仕様書には「最高圧力」「常用圧力」「制御圧力」などの欄があります。
タンクを持つ機種の多くは、圧力が上がると止まって下がると動き出す仕組みです。そのため、使える圧力には上と下の幅があります。
機器が必要とする圧力を、この幅の下側でも満たせるかを確かめてください。
コンプレッサーと機器の間には、配管やホースのほかにフィルターやエアドライヤーもあります。
空気はそこを通るたびに少しずつ圧力が下がり、これを圧力損失と呼びます。配管が長い工場やホースを長く引き回す現場では、機器の手前で圧力が足りなくなることがあります。
複数の機器を使うときは、必要な圧力がいちばん高い機器に合わせて考えます。
よくある間違い
足りないと困るからと、圧力を必要以上に高く設定するのはよくある間違いです。圧力を上げるほど空気をつくるのに大きな力が要り、電気の使用量も増えます。
中小企業基盤整備機構の解説でも、使用量の変動に備えて吐出圧力を高めにする現場が多いと指摘されています。
あわせて、圧力が高いほど大きな動力が要ることにも触れています。
もう一つは、常圧の機械と高圧の機械の取り違えです。大工さんが使う高圧の釘打ち機などは、高圧専用のコンプレッサーと組み合わせて使います。
常圧の機械とは接続口の形が違い、そのままではつなげません。高圧の考え方はエアコンプレッサーの高圧とは何かで詳しく解説しています。
手順3 圧縮方式を選ぶ(レシプロ・スクリュー・スクロール)
空気量と圧力が決まったら、空気をつくる仕組みである圧縮方式を選びます。小型から中型でよく使われるのは、レシプロ式・スクリュー式・スクロール式の3つです。
どれが優れているかではなく、空気を使う時間の長さと必要な空気量の大きさで向き不向きが分かれます。
方式ごとの向き不向き
レシプロ式は、ピストンの往復で空気を圧縮する方式です。構造が分かりやすく、小型機から幅広い機種があります。
使っては止める断続的な作業に向いています。町工場や整備工場、建築現場などでよく使われる方式です。
一方で、長い時間止まらずに動き続ける使い方は得意ではありません。運転音や振動も比較的大きめです。
スクリュー式は、かみ合わせたらせん状のローターを回して空気を圧縮し続ける方式です。
振動が少なく、長時間の連続運転に向いています。工場の生産ラインのように一日中空気を使う現場や、大きな空気量が要る現場で中心になる方式です。
スクロール式は、渦巻き状の部品を組み合わせて空気を圧縮する方式です。運転音が静かで、オイルフリーの機種が多いのが特徴です。
ただ、1台あたりの空気量はそれほど大きくありません。静かさやきれいな空気が求められる、小〜中規模の用途で選ばれます。
よくある間違い
よくあるのは、連続して空気を使う現場にレシプロ式を選んでしまうケースです。機械を休ませる時間が取れず、過熱させる原因になります。
レシプロ式は機種ごとに想定された使い方があり、取扱説明書に連続運転の注意が書かれていることがあります。
必ず確認してください。反対に、使う時間が短い現場に大きなスクリュー式を入れると能力を持て余します。
レシプロ式の構造や向いている用途は、レシプロコンプレッサーの解説もご覧ください。
手順4 給油式かオイルフリーかを決める
次は給油式かオイルフリーかを決めます。圧縮する部分にオイルを使うのが給油式で、使わないのがオイルフリーです。
判断の軸は一つで、送り出す空気にわずかな油分が混じってよいかどうかです。
給油式は、オイルで潤滑と冷却とすき間の密閉を行う方式です。一般的なエア工具や空圧機器の多くは、給油式の空気で問題なく動きます。
耐久性に優れ本体の価格も抑えやすいため、油分が問題にならない用途では基本の選択肢です。
オイルフリーは圧縮する部分にオイルを使わないため、空気に油分がほとんど混じりません。
清浄な空気が求められる現場では、オイルフリーを選びます。食品や医薬品の製造と歯科医院、精密な塗装や電子部品の組立などが代表的な例です。
仕様書で見るところ
カタログでは「給油式」「オイル式」「オイルフリー」「無給油式」などの書き方で区別されています。
家庭用の小型機には「オイルレス」と書かれたものもあります。呼び方は機種やメーカーによって違います。
清浄さが製品の品質に関わる用途なら、どこにオイルを使わない仕組みなのかをメーカーの資料で確かめてください。
よくある間違い
オイルフリーなら空気は完全にきれい、と考えるのは間違いです。空気中の水分やほこりは、オイルフリーでも空気と一緒に送られてきます。
水分はエアドライヤーで、ほこりや細かな粒子はフィルターで取り除くのが基本です。逆に給油式でも、フィルターやエアドライヤーを組み合わせれば空気の質をある程度まで高められます。
必要な清浄さに合わせて、本体と周辺機器をセットで選んでください。
手順5 電源を確かめる(単相100V・単相200V・三相200V)
ここまでで決めた空気量と圧力を、設置場所の電源でまかなえるかを確かめます。電源は大きく分けて3つあります。
家庭のコンセントと同じ単相100Vと単相200V、工場などで使う三相200V(動力)です。
電源の種類によって、使える出力の上限が決まります。
単相100Vで使えるのは、おおむね1馬力(約0.75kW)相当までが実用上の上限です。
家庭用や小さな作業場向けの小型機がこの範囲に入ります。単相200Vは100Vより大きな出力に対応でき、動力の契約がない作業場で少し大きめの機械を使いたいときの選択肢になります。
それより大きな出力や、工場で使う中型・大型機は三相200Vが前提です。
仕様書で見るところ
仕様書の「電源」欄で、相(単相か三相か)と電圧を確かめます。あわせて見落としやすいのが周波数(50Hz・60Hz)です。
日本の電気の周波数は、静岡県の富士川と新潟県の糸魚川付近を境に東西で分かれています。
東日本が50Hzで西日本が60Hzです。コンプレッサーには、周波数で吐出し空気量や出力が変わる機種があります。
50Hz用と60Hz用で型式が分かれている機種もあります。東京・千葉・神奈川は50Hzの地域ですので、50Hzの数字で比べてください。
よくある間違い
多いのは、プラグの形だけを見てコンセントに挿せるから大丈夫と考えてしまうことです。
同じ回路でほかの機器を使っているとブレーカーが落ちることがありますし、起動の瞬間には運転中より大きな電流が流れます。
細く長い延長コードを使うと電圧が下がり、モーターがうまく回らない原因にもなります。
延長コードを使うかどうかは、取扱説明書の指示に従ってください。
200Vの機械を入れるときは、専用の回路やコンセントの増設が必要になることがあります。
これは電気工事にあたり、資格を持つ電気工事士が行う必要があります。単相200Vと100Vの違いや電源確認の進め方は、単相200Vコンプレッサーの選び方で詳しく解説しています。
手順6 タンク容量を決める
タンク容量(L)は、圧縮した空気をためておく入れ物の大きさです。カタログで目立つ数字ですが、タンク容量は能力の大きさではありません。
毎分どれだけ空気をつくれるかは吐出し空気量で決まります。タンクはその空気を一時的にためて、使う量の波をならす役割を持ちます。
タンクが役に立つのは、短い時間に多くの空気を使ってそのあと休む作業です。釘打ち機やエアダスターのように一瞬だけ多く使う作業なら、タンクにためた空気でピークを受け止められます。
機械が止まったり動いたりする回数も減るため、モーターや部品の負担が軽くなります。
反対にタンクが小さすぎると発停の回数が増え、部品の消耗が早まる原因になります。
仕様書で見るところ
仕様書の「タンク容量」「空気タンク」の欄を見ます。工場ではコンプレッサー本体とは別に、レシーバタンク(空気だめ)を配管の途中に置くこともあります。
空気を多く使う山が短い時間だけ来る現場では、タンクを足すことで圧力の落ち込みを抑えられる場合があります。
よくある間違い
よくあるのは、タンクを大きくすれば連続作業もこなせると考えてしまうことです。連続して空気を使い続ける作業では、タンクの空気はすぐに使い切ってしまいます。
最後は吐出し空気量の勝負になるので、タンクで補えるのはあくまで短い山だと考えてください。
一定の大きさと圧力を超えるタンクは、労働安全衛生法の第二種圧力容器にあたる場合があります。
ゲージ圧力0.2MPa以上の気体をためる容器のうち、内容積が0.04m³以上のものなどが対象です。
第二種圧力容器には、法令で定められた定期自主検査があります。大きなタンクを選ぶときは、こうした決まりも含めて考えてください。
タンク容量の考え方はコンプレッサー30Lの選び方で詳しく解説しています。
手順7 設置場所・騒音・ドレンを確かめる
機種がほぼ決まったら、置く場所の条件を確かめます。ここが合わないと、せっかく選んだ機械が本来の力を出せません。
見るところは、広さと換気・騒音と振動・ドレンの3つです。
広さと換気
コンプレッサーは、空気を圧縮するときに熱を出します。壁にぴったり付けて置いたり狭い部屋に閉じ込めたりすると、熱がこもって吸い込む空気の温度が上がります。
すると効率が落ち、過熱で止まる原因にもなります。取扱説明書には壁からの距離や周りの温度の条件が書かれていますので、そのとおりに置ける場所かを確かめてください。
点検でカバーを開ける余裕や、搬入の通り道も見ておきます。ほこりや湿気の多い場所も避けたほうが安心です。
騒音と振動
仕様書には騒音値(dB)が載っていることがあります。この数字はメーカーが決めた条件で測った値です。
実際の現場では、建物の反響などで聞こえ方が変わります。近くに住宅や事務所がある場所では、防音型の機種や置く位置の工夫を検討してください。
原動機の定格出力が7.5kW以上の空気圧縮機は、騒音規制法と振動規制法の特定施設にあたります。
騒音規制法では、環境大臣が指定する低騒音の機種は対象から外れます。指定地域の工場などに設置する場合は、自治体への届出が必要です。
自治体の条例でもっと小さい機械を対象にしている場合もあります。所在地の自治体に確かめてください。
ドレン
空気を圧縮すると、空気中の水分が水になってタンクや配管にたまります。これをドレンと呼びます。
ドレンを抜かずに放っておくと、タンクのさびや工具・製品への水の混入につながります。
給油式ではドレンに油分が混じるため、そのまま流さずに油水分離器などで処理してから排水するのが基本です。
手動の水抜きを忘れがちな現場では、自動でドレンを出す装置を付けておくと管理が楽になります。
手順8 導入後の保守まで決めてから機種を確定する
最後の手順は、導入したあと誰がどう面倒を見るかを決めることです。コンプレッサーは買って終わりの機械ではなく、日々の手入れと定期的な点検で性能を保つ機械です。
保守の段取りまで決めてから機種を確定すると、あとで困ることが大きく減ります。
日常の手入れの基本は、ドレン抜きと吸込フィルターの清掃です。給油式なら、オイルの量と汚れの確認も加わります。
安全弁や圧力スイッチなど、安全に関わる部品の点検も欠かせません。点検や部品交換の周期は使い方によって変わりますので、メーカーの取扱説明書や点検基準に従ってください。
選ぶ段階で確かめたいこと
機種を選ぶ段階で見ておきたいのは、消耗部品が手に入りやすいかどうかです。点検や修理を頼める業者が近くにいるかも確かめておきます。
工場の生産を支える機械なら、止まったときにすぐ相談できる先があるかが大切です。複数台を入れて1台を予備にする構成も、止まらない仕組みづくりの一つです。
よくある間違い
多いのは、本体の価格だけで機種を決めてしまうことです。コンプレッサーは長く使う機械です。
電気代や消耗部品、点検の手間まで含めて比べてください。点検口が壁側を向いていて手入れがしにくい置き方も、よく見かける失敗です。
点検や修理の相談先をお探しの方は、羽田コンプレッサーの修理・メンテナンスのページもご覧ください。
仕様書を読むときに見落としやすい表記
手順を進めるなかで、仕様書の数字を比べる場面が何度も出てきます。ここでは、見比べるときに取り違えやすい表記をまとめます。
吐出し空気量はどの条件の数字か
吐出し空気量は、メーカーが決めた条件で測った値です。たとえばアネスト岩田の仕様書では、最高圧力のときに吐き出す空気量を吸込状態(大気圧)に換算した平均値だと注記されています。
測り方や書き方はメーカーや機種で違うことがあります。比べるときは注記まで読んで条件をそろえるようにしてください。
馬力やkWは大きさの目安
馬力やkWはモーターの出力で、機械の大きさの目安にはなります。ただ、同じ出力でも方式や圧力によって吐出し空気量は変わります。
換算の目安は1馬力が約0.75kWです。馬力の数字だけで比べず、必ず吐出し空気量とあわせて見てください。
周波数と電源の書き分け
手順5で触れたとおり、周波数で数字が変わる機種があります。カタログに50Hzと60Hzの2つの値が並んでいたら、使う地域の側を読みます。
電源の欄も要注意です。同じ出力で単相と三相の機種が並んでいることがあるため、取り違えに気をつけてください。
相談や見積りの前にそろえておきたいメモ
8つの手順を自分だけで最後まで決めきるのは、慣れていないと大変です。ただ、手順の答えのもとになる情報をメモにしておくだけでも相談はずっと早く正確になります。
次のものをそろえておくと話がスムーズです。
- 使う機器の名前と、空気消費量・使用圧力(取扱説明書の写しでも構いません)
- 同時に使う台数と、空気をよく使う時間帯
- 設置場所の電源(単相100V・単相200V・三相200V)と、置き場所の広さや周りの環境
- 入れ替えの場合は、今の機械の銘板(型式や出力が書かれた板)の写真
- 空気の清浄さに求める条件(食品・医薬品・塗装など)
入れ替えの場合は、今の機械で困っていることも伝えてください。「夕方になると圧力が下がる」「音がうるさい」「工具から水が出る」といった症状は、大事な手がかりです。
空気量の不足や設置環境、ドレン処理を見直すきっかけになります。次の機械を選ぶときの材料にもなります。
よくある質問
コンプレッサーは何馬力を選べばよいですか
馬力は機械の大きさの目安で、選ぶ基準は吐出し空気量です。使う機器の空気消費量と同時に使う台数から必要量を出し、余裕を持たせた吐出し空気量の機種を選びます。
そのうえで、設置場所の電源で動かせる出力かを確かめてください。
タンクが大きい機種ほど性能が高いのですか
タンク容量は空気をためておく量で、能力の大きさではありません。短い時間に多く使う作業では役立ちます。
ただ、連続して使う作業では吐出し空気量が足りないと圧力が下がります。両方をあわせて見てください。
家庭用の100Vコンプレッサーを仕事にも使えますか
断続的に少しずつ空気を使う作業なら、使える場合があります。ただ、単相100Vで使えるのはおおむね1馬力相当までです。
連続して空気を使う作業や複数台の同時使用では、力不足になりがちです。仕事で使うなら、手順1で必要な空気量を出してから判断してください。
エア工具の調子が悪いときも相談できますか
弊社が承っているのは、コンプレッサー本体とエアドライヤーなど周辺機器の販売・修理・点検・メンテナンス・設置工事です。
コンプレッサーから十分な空気が出ているかどうかの確認はご相談いただけます。エア工具本体の修理は、弊社では対応しておりません。
まとめ
コンプレッサーの選び方は、決める順番を守ると迷いが減ります。まず使う機器と同時に使う台数から必要な空気量を出し、次に必要な圧力を決めます。
この2つが決まってから方式と給油の有無を選び、電源とタンク容量を決めます。
機種がほぼ決まったら設置場所の広さと換気、騒音とドレンの処理を確かめます。最後に導入後の保守の段取りまで決めて、機種を確定してください。
どの手順でも、仕様書の注記や周波数の書き分けまで読んで条件をそろえて比べることが大切です。
羽田コンプレッサーは、東京・千葉・神奈川を中心にコンプレッサーの販売から設置工事と点検・修理まで承っています。
機種選びで迷われたときは、手元のメモを持ってお気軽にご相談ください。
日常のメンテナンスで緊急なトラブルを未然に防ぐことが大切
日々の業務でコンプレッサーを長く安定して使い続けるためには、定期的な点検や日常的なメンテナンスが非常に重要です。
小さな異変や汚れの蓄積は大きな故障や生産停止につながるリスクを高めてしまいます。
コンプレッサーの性能を維持し、トラブルを未然に防ぐには、基本的な管理ルールの徹底や、異音・振動・圧力変動といった初期兆候への早めの対応が欠かせません。日常的なケアを習慣化することで、設備の寿命を延ばし、余計なコストの発生も抑えることができます。
羽田コンプレッサーでは、多くの現場で培ったノウハウをもとに、コンプレッサーの点検・保守・修理のご相談を承っています。
定期保全のプランニングから緊急対応まで、お客様の設備の安定稼働を全力でサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
